激しい生理痛で救急車で病院に運ばれて病気が発覚。
血液検査 CA-125 というマーカーで調べます。
超音波 右卵巣に4.5センチの腫れ、左卵巣に1センチの腫れがみつかる。
(おそらくチョコレートのう腫との診断)
チョコレートのう腫は超音波で見つけやすく血液検査で陽性反応が出る場合が多い。
卵巣の中に古い血液が溜まって、その状態がドロドロに溶けたチョコレートみたいなので、
こんな名前がついてます。
<治療法>
待機療法 子供を希望していたので何もしないで様子をみる。
その間に子供が出来れば生理がとまるので痛みもなくなり、進行もしない。
生理痛があったのでロキソニンという鎮痛剤を処方される。
薬物療法 数ヶ月様子をみたが、性交痛・排便通・生理痛・腰痛があるので薬物療法を試す。
期間は6ヶ月間、ホルモン剤で生理をとめてその間に病巣が萎縮するのを待つ。
痛い生理が来ないので精神的に楽。
ダナゾール製剤
ホルモン剤を6ヶ月間(通常は4ヶ月)毎日、毎食後に服用。
これで生理をとめる。
飲み忘れに注意、いつも薬を持参しなければならないなどのデメリット。
副作用
男性ホルモン剤なので声がハスキーになる、にきびができる、体重が増える、
毎食後のくすりの服用で肝機能障害がおこるなど。
私はボンゾールを6ヶ月使用、体重が増え、肝機能の血液数値が上昇。
生理痛は少し治まったが右卵巣の腫れはそのままだった。
薬の費用は保険適用でも一ヶ月一万円。
他にもGnRhアゴニストを使った療法がある。
鼻から点鼻薬を投与して生理をとめる方法と4週間ごとに皮下注射する方法がある。
毎食後くすりを飲まなくてすむので肝機能障害はなくなる。
注射の場合はわずらわしさもないと思う。
生理をとめるので更年期症状が起こるのが副作用。